
なるべくなら夫婦喧嘩はしたくないんです。
好きでしているわけではありません。。。
そう考える方が大半ではないでしょうか。
意見のすれ違いはいくら結婚相手といえど関係なく、誰にだってあります。
しかし子どものことを思うなら、夫婦喧嘩が子どもに及ぼす影響をしっかりと理解しておくべきです。
なぜなら、子どもにとって自分の両親の喧嘩はとても強烈な経験だからです。

結論からお話しします
結論、夫婦喧嘩を子供が目の当たりにすることで、「暴言を言ったり、叩いたり、蹴ったりすることは悪いことではない。親がそうしているのだから。」と正当化していじめをするケースが多くあります。
反対に、夫婦喧嘩の原因は全部自分のせいだ、と思い込み、自己肯定感が低下してしまうことで「自分はいじめられても仕方がない」と思うようになり、いじめられっ子になってしまうケースもあります。
子どもは親を心から尊敬しており、見本としている、ということを改めて認識しておきましょう。
子どもの前で喧嘩をするのは基本的には教育に良くないといわれています。子どもの将来を考えるなら、夫婦喧嘩はしないのが望ましいです。
夫婦喧嘩が子どもに及ぼす影響とは?
①自己肯定感を下げる原因になる
子どもは、夫婦喧嘩の理由を「自分のせいだ」と強く思ってしまう傾向にあります。
夫婦喧嘩をすればするほど自分自身を責めてしまうため、自己肯定感が下がってしまいます。
また、両親から愛されていない、と思い込むようになるため自分に自信を持つことができなくなってしまいます。

自己肯定感が高いと、、、
・周囲に振り回されることなく自分の意見に自信をもつことができ、他人の意見も尊重することができるので良好な人間関係を築きやすくなります。
・仕事をしていく上でも自信をもって仕事に取り組めるため、上司や同僚から信頼されやすく、仕事の効率もアップします。
②コミュニケーション能力が下がる
夫婦喧嘩が攻撃的である場合、子どもも攻撃的になりやすくなります。
また、悪口なども子どもにとっては「パパやママが言っているから言ってもいいことなんだ」と正当化して捉えてしまいやすくなり、人間関係が悪化する原因となります。
また、夫婦喧嘩により自分が愛されていない、と思い込んでしまうケースについては自分から話しかけたり発言をしたりといった行動に対して消極的になりやすくなります。

反対に、「両親から愛されている」と感じることができ、自分に自信を持てるようになると、
「自分から話しかける」ということができるようになります。
それにより、友達の輪が広がります。
③知能が低下
子どもが夫婦喧嘩を目の当たりにすると、記憶や学習能力に大きくかかわっている部分の脳が萎縮してしまいます。
また、感情をコントロールすることも難しくなり、突然怒ったり歪んだり悲しんだりすることもあります。
④孤立しやすくなる

夫婦喧嘩により攻撃的な発言や悪口を両親から聞いている子どもの場合
それを正当化して自分の周りの人にも発言することで、嫌われてしまい孤立しやすくなります。

夫婦喧嘩により自己肯定感が低い子どもの場合
自分に自信がないため、「私といても楽しくないでしょ」「私なんか、、、」と悲観的になることで上手く溶け込めず、孤立しやすくなります。
⑤相談しにくくなる
夫婦喧嘩の原因を子どもは「自分のせいで喧嘩している」と思い込むことで、両親の機嫌をとったり仲を取り持つことで一生懸命に。
「自分のことは後回し」になり相談しにくくなってしまいます。
子どもの話に耳を傾け、しっかりと向き合う時間を意識的に作ることが大切です。
親身になって「話を聞く」ことにより、「自分はちゃんと愛されている」と感じることができます。
⑥いじめっこ、またはいじめられっ子になりやすくなる
夫婦喧嘩を子供が目の当たりにすることで、「暴言を言ったり、叩いたり、蹴ったりすることは悪いことではない。親がそうしているのだから。」と正当化していじめをするケースが多くあります。
反対に、夫婦喧嘩の原因は全部自分のせいだ、と思い込み、自己肯定感が低下してしまうことで「自分はいじめられても仕方がない」と思うようになり、いじめられっ子になってしまうケースもあります
。いじめ問題はその子の人生を変えてしまう可能性があるほどの強烈な問題です。
自分が夫婦喧嘩したことが原因で、自分の子のみならず他の子にも多大な影響を及ぼしてしまう可能性があります。
子どもは両親を心から大切に思いお手本としています。
日頃から言葉遣いや態度に気を遣い、夫婦喧嘩は控えましょう。
⑦機嫌取りが上手になり、自分の意思表示がしにくくなる
「大好きな両親に仲良くなってほしい」と思ったり、「両親が自分のせいで喧嘩している」と思い込んだりすることにより両親の機嫌取りが上手になります。そのため自分のやりたいことや思っていることは後回しに。
子どもの好奇心や探求心を阻害していることになります。
好奇心や探求心を引き出すことは、その後の子どもの成長に大きく関わっており、学習にも大きく影響します。
子どもの「やりたいこと」に耳を傾け、自然とのふれあいや環境を変えてみるなどして、好奇心や探求心を引き出してあげましょう!
⑧幼い頃から家を出たいという気持ちが大きくなる

自分の家は本来、居心地が良い場所です。
しかし、両親がいつも喧嘩をしているととても心地が良いと場所とはいえません。
用がないのに出かけたり、友達と遊ぶことが増えたりと外出する機会が増え、自分の安らげる場所へと行きたくなります。
それに伴い「家を出たい」という気持ちが大きくなります。
良い夫婦喧嘩と悪い夫婦喧嘩とは
○良い夫婦喧嘩
夫婦喧嘩自体は実は悪いことではありません。
むしろ、将来良い夫婦関係や家族関係を築くことができます。

良い夫婦喧嘩とは、感情的にならず理論的に論議することです。
「どういったことで怒っているのか」、「どんなことで相手は傷ついたり怒ったりするのか。」
具体的に話し合うことが大切です。
また、それに対する対策も相談し、実行していくことで子どもは両親から大きな学びを得ることができます。
×悪い夫婦喧嘩

悪い夫婦喧嘩とは、感情に振り回されているだけで、具体的な解決策について話し合わない喧嘩のことです。
自分の希望や願望、価値観を押し付けるだけで、その問題が起こっている原因、背景、相手の本当の思いを考えない対話がない喧嘩は悪い夫婦喧嘩といえます。
また、話したくてもその場を離れて聞いてくれなかったり、無視をしたりする場合も根本的な問題解決に繋がらないためストレスになります。
・喧嘩の度合いが強ければ強いほど、子どもはマイナス思考や情緒不安定になりやすくなり、家庭や学校で問題を起こしてしまう可能性が高まります。
・子どものストレスは両親によって良くも悪くも左右される、ということを覚えておきましょう。
夫婦喧嘩をした時の対処方法
子どもの前で仲直りする
子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまった場合に大切なことは、
「子どもの前で喧嘩した内容や理由をできる限り話をして、”子どものせいで喧嘩しているのではない”ことを伝える」ということです。
子どもは自分のせいで両親は喧嘩している、と思い込んでしまいます。
その誤解を解くことがとても大切です。
また、子どもの前で喧嘩をした場合は子どもの前で仲直りをしましょう。
「子どもの前で喧嘩をしたらしっかりと子どもの前で仲直りをする」ということが大切です。
そうすることで、子どもも将来考え方の違いで衝突したとき、どうすればいいのか、お互いに歩み寄ったり、謝ったりする姿をみせることで、子どもはコミュニケーションの方法や人間関係の築き方・保ち方を学ぶことができます。
感情的ではなく論理的に話し合いをする
夫婦は生まれ育った環境が違うため、価値観や考え方のズレは生じてしまいます。
自分の価値観を押し付けず、相手の価値観や考え方を尊重し、歩み寄りましょう。
「正直これだけは譲れない!」ということもあると思います。
そんな時は、日頃から感謝の気持ちを言葉にして伝えてみましょう。
感謝の気持ちを伝えることで、承認欲求が満たされ相手の欲求を受け入れてくれやすくなります。
些細な事でもいいのです。
感謝の気持ちを日頃から伝えることで、相手にとってはもちろん、子どもにとってもいい影響を与えます。
とことん使っていきましょう!!
まとめ
夫婦喧嘩をすることで、子どもにとってこんなにも影響を及ぼしています。これを認識するだけでもこれからの喧嘩の仕方は少し変わってくるはずです。
子どもの話にしっかりと耳を傾け、自信をもたせることができるよう、言葉遣いや態度を普段から気を付けていきましょう。
子どもはきっと真似をしていい大人になるでしょう。
いじめ問題は子どもにとってとても深刻な問題です。
将来子どもが苦労しなくて済むよう、まずは今、自分ができることから実践していきましょう。



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